オシャレな作業靴の躍進!欠かせないファッションアイテム

作業靴と言えば、工事現場や工場、建設現場などで活躍する靴です。従前のイメージからすれば、ファッション性やデザイン性よりも、安全性に重きをおいた作りであることも否めません。しかしながら、近年ではオシャレや見た目を重視するような安全靴が次々と登場しており、人気を呼んでいます。

もはや、ファッションアイテムの一部として考える人もいるほどです。詳細について見てみましょう。

求められる安全性

作業靴のオシャレについての話題がここまで盛り上がりを見せているのは、それだけ多くの人が関心を寄せているからです。私自身も仕事がある時には毎日のように作業靴を持参していきますが、ここまで多くの注目を集めるようになったのは最近になってからと言えるでしょう。

現場でも作業員同士での会話が盛り上がるようになってきました。作業員同士がお互いに履いている作業靴についての話題をするようになったのも最近になってからのことです。「いい作業靴履いてるね」や「どこで買ったの」などという会話が増えてきましたが、従前であれば、到底考えられないような状況と言えるのではないでしょうか。

作業靴は履くことができれば良いという程度にしか考えない人が大勢を占めていたのです。作業靴を履くシチュエーションと言えば、工事現場や工場、建設現場などが挙げられます。多くの作業員たちが、安心安全を確保しながらも着実に仕事をこなしています。

それぞれの職種によっても異なりますが、足元の安全ほど重要なことはないでしょう。ただでさえ危険に満ちた場所でもあり、足元がおぼつかなければ、良い仕事をすることも難しいと言わざるを得ません。そのためにも、より頑丈な安全靴が必要と言えます。

頑丈なつくりの作業靴

安全靴といえば、その会社ごとで決められているケースも珍しくありません。

意外にも値段が高額なケースも多い作業靴については、経営者が作業員に安全靴をプレゼントするというところも多くあります。関連資料…安全靴 ... ユニフォームタウン

工事現場や工場、建設現場などでは、安全靴を履かなければ、かなりの危険にさらされているといっても過言ではありません。私自身も経験がありますが、鋭利なものなどはもとより、工具や機材を踏みつけてしまうことも往々にしてあるものです。

そんな時には、作業靴が自分の足を守ってくれます。作業靴を履かずに、スニーカーや革靴、サンダルなどで危険な現場に入ることは決して許されないと言えるでしょう。現場監督や職長などから、直ぐに作業靴を履くようにと注意されるはずです。

また、作業靴と言えば、靴底だけが頑丈というわけではありません。いかなるリスクも想定して作られているのが、作業靴の良さといえるのではないでしょうか。現場で生じるリスクには、踏みつけることもさることながら、意図せずに蹴り飛ばしたり上から落下してきたりするということも想定されます。

作業靴の表面が固い仕様になっているのも、このような事態が生じても安全性を確保したいという狙いがあるからです。

どこに行くにも作業着と作業靴?

オシャレな作業靴がクローズアップされるようになったのも、ここ数年来の動きです。従前のように「履くことができれば良い」ということではなく、ファッションアイテムの一つとまで言う人も多数出てきました。確かに、人気を誇る作業靴を見てみると、明らかに従前の作業靴のイメージとはかけ離れているといえるのではないでしょうか。

とにかく、見た目のオシャレよりも安全第一ということに重きをおいた安全靴といえば、ファッション性やデザイン性は全く期待できないと言っても過言ではないようなモノばかりでした。しかしながら、そのような流れが大きく変わってきたのが現代の作業靴を取り巻く環境と言えるでしょう。

作業靴のオシャレも何かと話題を集めていますが、作業着やインナー、作業ズボンなどへの関心も徐々に高まっています。工事現場や工場、建設現場などでの勤務がメインとなる作業員の中には、電車やバスなどでの移動の際にも作業時と同じ服装のままという人も増えているのです。

以前であれば、電車やバスなどの公共交通機関を利用する際には、必ず作業着を着替えるというのが当たり前でしたが、オシャレな作業着や作業靴が登場したことで、着替えることなく電車やバスに乗っても不思議ではなくなりました。

もはや、ファッションの一部

作業靴の製造販売を手掛けるメーカーの取り組みも近年になって大きく変化を見せています。従前のような安全靴では販売数の伸びを期待することは難しいという判断をするメーカーも少なくありません。そのような事態を打開するためとして、プロのデザイナーを使ってオシャレな安全靴の製造に注力していこうとする動きも見られます。

オシャレな安全靴の売れ行きが好調さを見せているのも、このような取り組みが背景にあることも事実と言えるでしょう。プロのカメラマンやモデルを起用するのも、これまでの安全靴のマーケットでは想像することすら難しかったことと言えるのではないでしょうか。

実際にオシャレな安全靴を販売しているのは、ネット上がメインとなっているのも事実ですが、ワークマンなどの作業員御用達の店舗でも販売されています。特筆すべきは、以前は安全靴を取り扱うことがなかった若者向けの店舗でも販売に打って出るという動きも見られる点です。

この点から見ても、安全靴は現代のファッションの一翼を担っているということがわかります。

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実際に着用して街に繰り出す人も

作業靴にも見た目の良さやオシャレなモノが支持を集めるという流れは決して止めることはできないと言えるでしょう。このような動きに拍車をかけているのも、SNSなどの情通ツールであることも間違いないといえます。

少しでも気に入った食べ物やサービス、ファッションなどがあれば、直ぐに多くの人に発信することができる現代社会にとっては、作業靴も決して例外ではないと言えるのではないでしょうか。以前のように履くことができればそれで良いという時代は終わりを迎えたと言えるのかもしれません。

もはや、作業員とは無縁の人も作業靴を購入するという時代を迎えました。同様に購入したオシャレな作業着とのコーディネートを楽しむという人も少なくありません。中には、実際に渋谷や新宿、池袋などの街に作業靴と作業着姿で繰り出すという人もいるほどです。

「作業靴イコールカッコ悪いモノ」というイメージは完全になくなりました。